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追試の勉強に飽きたので、現実逃避に昔聞いた小ネタを書き留めておきます。
ギャンブルに必ず勝つ戦略
例えば、「好きな金額を賭け、1/2の確率で2倍、1/2の確率で0倍が返ってくる」ようなギャンブルを考えます。
儲けの期待値は0ですね。ところが、「最初に1円賭け、負けたら前の2倍賭ける/勝ったらやめる」を繰り返せば必ず儲かります。
n回目で初めて勝ったとすると、儲けは(n回目の配当)-(それまでに賭けた金額)なので、
と、nに関わらず1円儲かることが分かるかと思います。1000円儲けたければ、最初に1000円賭けるだけ。
まあ、ちょっと考えれば(考えなくても)分かりますが、この戦略を実現するには無限の時間と無限の資本が必要です。
逆に、無限の時間と資本があれば、勝つ確率は
となります。(よね?)
「勝つまでやれば勝てる」と主張しているなので、「だから何だよ」っていう話ではありますが。
サンクトペテルブルクのパラドックス
色々調べていたら似たような(少し違う)話が出て来ました。こちらは期待値が無限大に発散するお話。
サンクトペテルブルクのパラドックス